「ICT建機」と「ものづくり補助金」

2020年6月21日

当事務所は、建設分野を得意としていますが、最近問合せが増えてきたのがICT建機を利用した「ものづくり補助金」です。

ICT建機とは、GPSの位置情報と3Dの設計データをもとに半自動で掘削・盛土・整地等を行う機械で、最近その性能は目覚ましく向上しています。

建設業界は人手不足が著しく、現在でも重機の熟練オペレーターが不足していますが、その傾向は益々高まる見通しで、少々大げさな表現かもしれませんが、「建設業者が生き残るにはICT建機を導入せざるを得ない状況」にあります。

しかし、建機の価格は、2000万円から3000万円と高額である為、ものづくり補助金(1000万円の補助)を利用したいというのは、当然経営者が考えるところです。

そこで、問合せにあたってアドバイスをしているのは、ものづくり補助金の採択基準は「新たなビジネスモデルの革新性・独自性・収益性」にあるということです。

単に、収益性だけに目を向け、生産性向上・人手不足の解消を訴えても採択されません。

独自の技術を背景に、新たなビジネスモデルを考えなければなりません。

このように説明しますと、かなりハードルが高いように思いますが、長年建設業を営む会社は、独自の技術はあります。また、お客様のお困りごとを解決するアイデアももっているものです。

ただそれを毎日やっているので、あたりまえすぎて、逆に盲点になっているだけです。

当事務所は、お客様に自社の強み改めて気づいていただき、新たなビジネスモデルをお客様と一緒に組み立てることにノウハウと実績があります。

ICT建機の導入をお考えのお客様は、一声お声がけいただければと思います。

(当社は地元企業の成長支援を目指しており、申し訳ございませんが、兵庫県内の企業様を対象とさせていただいております。)

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