事業承継とコーチング

2020年2月9日

昨日、平田コーチのコーチング講座を受講しました。

ちょっと事業承継について話すと、2015年のデータでは、”20年の間で経営者年齢の山は47歳から66歳に移動” この20年間まったく進んでいません。

ではなぜ進まないか?

ここで、経済産業省・関係団体をはじめ政策担当者・専門家が問題の捉え方を、誤っているのではないかと考えています。

事業承継といえば、昔は「税金対策」という認識がほとんでであったが、その後、アメリカ流のM&Aを含む株式譲渡といった「法律問題」に移り、そして会社の伝統・信頼・ノウハウといった「見えない資産(知的資産)」を承継するなどが注目されてきたように思います。

これらのいずれも、重要な課題ですが、そもそも進まない原因はそこではなく、親子間・親族間・社長と社員の間で”事業承継”について対話がないが大きな原因です。

では、どうすれば、親子間・親族間・社長と社員の間で”事業承継”について対話ができるようになるが、専門家支援において、そこが必要ではないかと考えています。

そこで私は、”コーチング”が解決の一つの手法になると考えています。

コーチングとは、対話によって、自己実現や目標達成を図る技術です。

”コーチング”を通じて、現在の経営者とそれを引き継ぐ子ども・社員が今後自分たちはどうしたいかを引き出し、事業承継の「対話」につなげていけないか、これが、これからの私の課題であります。

 

 

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