「両利きの経営」ってご存知ですか
アメリカの組織経営学者 チャールズ・A・オライリーとマイケル・L・タッシュマンの書籍の名前ですが、その中で “「二兎を追う」戦略が未来を切り開く”と語っています。 二兎とは、「深化」と「探索」を意味しています。 古くからのことわざ “二兎追うものは一兎も得ず”とは逆で、「深化」と「探索」の両方を追い求めることが会社の発展に繋がると言っています。
さて社長の仕事ですが、ひとことで言えば、“会社を持続的に発展させること”です。 それには、社長自身が「マネジメント」と「リーダーシップ」を発揮しなければなりませんが、マネジメントは、サービスの質と量を高める「深化」、そしてリーダーシップは、新たな分野(ブルーオーシャン)への「探索」が柱となります。
「深化」と「探索」に関して
「深化」は、顧客のニーズを捉え、業務を改善する(PDCAサイクルを回す)ことを着実にこなせば、進めることがイメージできますが、「探索」は、これといった決め手が浮かばず、進めるのが難しいと思います。 「探索」は、目の前の仕事に追われ、ついつい後回しになりがちな部分です。 とは言え、変化の激しいこの時代、「探索」を進めなければ、社会から取り残されます。
「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、全て社長のせい」 という少々乱暴なフレーズがありますが、社長たるもの、その心構えが必要と思います。「真面目に取り組んだが、上手くいかなかった。」では済みません。たとえ厳しい状況にあっても、アンテナを張りめぐらせ、儲かるビジネスを探し出し、トライ&エラーを重ねながら、勝利をつかみ取るしかありません。
そして、中小企業においては、「探索」は、社長が担わざるを得ません。幾ら社員に発破をかけても、まあ進みません。 と言っても、中小企業の社長は、日々の仕事に追われて、頭に描くビジネスモデルをまとめる時間がない、また新たなことにチャレンジするには、資金が心もとない。という問題が付いて回ります。 当社は、この部分をサポートします。
補助金の事業計画の作成・申請支援、経営革新計画の作成支援に関して、他社にはないノウハウと経験、そして必ず成功させるという情熱で、「探索」を続ける兵庫県の中小企業の社長をサポートしていきます。