自己検証、自己嫌悪、自己否定の三つがなければ、人間は成長しない。

2020年1月31日

私は、兵庫県中小企業家同友会に入っていますが、定期発行誌2020年2月号の「お薦めの一冊」欄に、見城徹の「読書という荒野」を投稿しました。

折角ですので、投稿内容を、ご紹介させていただきます。(以下、投稿内容)

 

堀江貴文やサイバーエージェントの藤田晋、SHOWROOMの前田裕二、エイベックスの松浦勝人が兄貴と慕う見城徹が読書について語ったこの一冊は、現在の私の支柱になっている。(見城徹は、数々のベストセラーを生み出す出版社・幻冬舎の社長です。)

本書で、見城徹は、「自己検証、自己嫌悪、自己否定の三つがなければ、人間は進歩しない」と言い切る。そして、自己検証・自己嫌悪・自己否定について次のとおり説明している。

「自己検証とは、自分の思考や行動を客観的に見直し、修正すること、自己嫌悪とは、自意識過剰や自己顕示欲を恥じ、自分の狡さや狭量さ、怠惰さに苛立つこと。そして自己否定とは、自己満足を排し、成長していない自分や、自分が拠って立つ場所を否定し、新たな自分を手に入れること。」

そして、自己検証・自己嫌悪・自己否定と人間の進歩と読書について、次のように語っている。

「正確な言葉がなければ、深い思考はできない。深い思考がなければ、人生は動かない。自己検証する・自己否定する。それを繰り返し、繰り返し、自己嫌悪との葛藤の末に自分の言葉を獲得する。その言葉で思考して、思考して、思考しきる。その格闘の末に、最後の最後、自己肯定して救いのない世界から立ち上がる。認識者から実践者になる。暗闇の中でジャンプする。人生を切り開く。読書はそのための最も有効な武器だ。」

私は、見城徹のこの言葉に救われている。自己嫌悪する自分を許し、そこからどう向かうか導いてもらっている。

正確な言葉は、なかなか見つからないが、それを求めて読書の荒野を突き進みたい。

アーカイブ

カテゴリー

ユニバー社会保険労務士・行政書士事務所
一般社団法人兵庫事業承継サポート